支援者向け研修/講師派遣

外国につながる子どもが抱える課題は、法律・福祉・文化的背景などが複雑に絡まって解決策が見出しにくく、ときには解決されないまま大人になってしまうこともあります。こうした子どもたちへの支援技術の向上を目指す、支援者向け研修を実施しています。過去の相談事例をもとに、Children Across Borders(CAB)の実務家のほか、在留資格や国籍を横断するケースを専門とする弁護士や、大使館、外国の公的機関など、実務にあたる専門家を講師に迎え、さまざまな研修を企画しています。

支援者向け研修・講師派遣

日時:2022年6月~2023年3月 ※4つのテーマ、各3講演
開催方法:Zoomを使用したオンラインセミナー、講演終了後、1週間の動画配信あり
参加費:1テーマにつき3250円(テーマごとの購入のみ、テーマ内3講演分)
主催:社会福祉法人日本国際社会事業団(ISSJ)

テーマ1「難民の定住支援」
テーマ2「 多文化・多言語環境にある子どもの育ちを考える」
テーマ3「社会的養護下にある外国籍の子どもの支援」
テーマ4 「 国境を越えて移動する子どもの支援」


講師として、CABのソーシャルワーカー・弁護士を派遣することも可能です。ご希望の方はお気軽にお問合せください。

外国にルーツのある家族と子どもへの相談支援オンラインセミナー/2020年度開催

第1回「外国にルーツのある家族と子どもへの相談支援の基礎」/60名参加
第2回「外国籍女性の妊娠相談支援」/70名参加
第3回「外国にルーツのある子どもの在留資格や国籍に関する相談支援」/70名参加
第4回「外国籍母子の支援と養子縁組」/55名参加

受講者の声

参加者の約4割が自治体や行政機関に所属しており、その他、福祉関係や民間の支援団体に従事されているなど、継続的に外国にルーツのある家族の相談支援をしている、たくさんの方々にご参加いただきました。


「地方にいては学ぶ機会を得るのが難しいテーマをオンラインで受講できて、大変ありがたかったです。無国籍の子どもたちの在留資格取得は、困難であっても未来につながることで、希望のもてる支援だと改めて感じました」

「養子縁組に至る支援の前に、外国籍女性の出産とその後に関わることが多くなりました。当事者との対話で、どのような視点を入れたらいいかがよくわかりました。」

「手探りの状態だったので、すがる思いで地域の国際センターや医療機関等の支援を頂きながら、何とかやっていましたが、今日のセミナーで多くの支援機関と繋がる事が重要と言われていたので安心しました。」


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03-5840-5711  (月~金10:00~17:00/休み:土日祝・年末年始)